Tinderとは実際どんなアプリ?【登録してみて分かったことを解説】
「Tinderとはどんなアプリなの?」
「Tinderにはヤリモクしかいないって本当?」
「Tinderは本当に無料で出会えるの?」
こんな疑問を持っている人も、多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、Tinderを使って「無料」で出会うのは、たしかに可能です。
しかし「全員が必ず出会える」わけではありません。
この記事では、実際にTinderに登録した私の経験談を交えながら、特徴や料金、ユーザー層を徹底解説します。
Tinderに登録しようか悩んでいるあなたにとって、きっと役に立つはずです。
- 大阪在住のアラサー男性
- イケメンではない
- 年収は20代平均クラス
- 過去に登録したアプリ:ペアーズ、Omiai、with、タップル
- 過去にペアーズとOmiaiで出会った人と交際しました
Tinderとはどんなアプリ?
Tinderとは、「2012年にアメリカでリリースされ、世界中に人気のマッチングアプリ」のことです。
累計ダウンロード数は1億を超えており、海外ではTinderで出会って結婚した「ティンダー婚」も多いのだとか。
そんなTinderが持つ1番の特徴は「男女ともに無料で出会える」こと。
特に、男性は大手のマッチングアプリは1か月4,000円前後かかるので、ありがたいですよね。
一方で、このような「気軽さ」もあってか、日本では「Tinder=闇深い」というイメージを持たれがち。
実態はどうなのかは、後ほど体験談で紹介しますね。
とはいえ、一部の怪しい出会い系サイトとは違い、以下のように「安心して登録できる仕組み」がTinderには整っています。
- 年齢確認が必須
- 本人確認済の人にはチェックマークがつく仕組み
- AIが不適切なメッセージを検知し警告
特に、「一目でわかる本人確認済み」があることで、安心して利用できました。
また、相手と自分との「距離」が表示されるのもTinderの特徴。
「近くに住んでいる人と、サクッとご飯に行きたい」という「フッ軽」な人(フットワークが軽い人のこと)にはもってこいのアプリと言えるでしょう。
そして、距離はGPSを使って計測されるので、仕事や旅行で近くに来ている人も表示されます。
実際、他県に住んでいる人が表示されて
- 出張で大阪に来ている人が、ご飯の相手探している
- 旅行で大阪に来ている人が、一緒に飲む人を探している
といった人は何人かいました。
Tinder特有の機能とは?
続いて、Tinder特有の機能とはどういったものでしょうか。
以下の4つについて解説します。
- Like(ライク)
- Super Like(スーパーライク)
- Rewind(リワインド)
- ブースト
①:無料で送れるLike(ライク)
1つ目は「Like(以下、ライク)」です。
ペアーズの「いいね」やタップルの「いいかも」と同じと考えていいでしょう。
ただし、12時間で最大120回までしか押すことができず、回復した瞬間にライクしたとしても1日240回までしかできません。
無料で押せるからといって、興味がない人にまで押すのはあまりおすすめしませんね。
ただし、ライクには大きな落とし穴があります。
それは「相手が無料会員だと、あなたからのライクが見れない」こと。
自分と相手が、たまたまお互いにライクした場合は無事マッチングしますが、自分がライクしたことで相手に気づいてもらえるということはありません。
後ほど詳しく解説しますが、ライクの非表示がTinderで出会えるかどうかを大きく左右します。
②:1日1回だけ無料のSuper Like(スーパーライク)
2つ目は「Super Like(以下、スーパーライク)」です。
スーパーライクの特徴は「相手が無料会員でも、自分がいいねしたのがわかる」こと。
あなたがいいねしたことが確実に相手に伝わるので、プロフィールを読んでもらえます。
100%マッチするわけではありませんが、ライクよりマッチする確率が上がるのは間違いないでしょう。
そんなスーパーライクは、2021年10月時点だと以下の方法で増やすことができます。
- 1日1回無料でもらう(android)
- スーパーライク単体で購入する(iOS、ブラウザ)
- ティンダープラスなど、有料会員になる
androidの人は1日に1回スーパーライクがもらえますが、iOSやブラウザの人はもらえませんので注意しましょう。
③:前の操作をやり直せるRewind(リワインド)
3つ目は「Rewind(以下、リワインド)」です。
相手を探してみたけど、「この人はなしだな」と思ったときには左スワイプ(NOPE)をするでしょう。
しかし、スワイプ操作をしていると「いいな」と思った人を間違えて「NOPE」してしまうこともあるはず。
逆に、イマイチと思った人に間違えてライクすることもありますよね。
そんなときにやり直しできるのが「リワインド」です。
ただし、リワインドには以下の注意点があります。
- 自分が無料会員だと使えない
- スーパーライクした相手には使えない
有料会員の人は、いざという時に使いたい機能ですね。
④:多くのユーザーに見られる「ブースト」
4つ目は「ブースト」です。
ブーストは「あなたのプロフィールを、相手に30分間優先表示させる」機能。
ブーストを使うことでプロフィールが見られやすくなる……、つまり「マッチする確率が上がる」といえます。
(もちろん、魅力的なプロフィールを完成させているのが前提です)
そんなブーストは、以下の方法で購入できます。
- ブースト単体で購入する
- ティンダープラスなど、有料会員になる
「プロフィール完璧なのにマッチしない……」というあなたに、おすすめしたい機能ですね。
Tinderの料金とは?
続いて、Tinderの料金とはどういった仕組みでしょうか。
この章で詳しく見ていきましょう。
基本的には無料
最初に紹介したように、Tinderは「原則無料」で出会えます。
なぜなら、ライクを送ったり、メッセージでやり取りしたりといった「出会うまでに必要な最低限の機能」が無料で使えるから。
一方で、無料会員だと以下のようなデメリットがあります。
- 誰からライクされたかわからない
- スーパーライクやブーストが使えない
よって、「すぐに出会いたい!」という人は、無料会員だと厳しいかもしれません。
マッチしない人は有料会員も視野に
無料会員で頑張ってるけど全くマッチしない……。
Tinderですぐに出会いたい!
こんなあなたは「有料会員」も視野に入れましょう。
Tinderの有料会員には、3つのプランがあります。
- Tinder +(ティンダープラス)
- Tinder Gold(ティンダーゴールド)
- Tinder Platinum(ティンダープラチナ)
どのプランにおいても共通している、有料会員のメリットは以下の通り。
- 無制限にライクが送れる
- リワインドが使える
- 月に1度ブーストを使える
プランごとの機能を一覧表にまとめましたので、参考になれば嬉しいです。
機能 | 無料会員 | ティンダープラス | ティンダーゴールド | ティンダープラチナ |
ライク | 12時間ごとに 120回まで | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
スーパーライク | なし (android版は 1日1回まで) | 1日5回まで | 1日5回まで | 1日5回まで |
リワインド | × | 〇 | 〇 | 〇 |
ブースト | × | 〇 | 〇 | 〇 |
パスポート機能 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
広告の非表示 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
自分にライクした人の確認 | × | × | 〇 | 〇 |
Top Picks | × | × | 〇 | 〇 |
マッチ前のメッセージ | × | × | × | 〇 |
ライクした相手への優先表示 | × | × | × | 〇 |
ライクした相手を確認 | × | × | × | 〇 |
また、料金は「iOS」「android」「ブラウザ」で異なります(料金は全て税込、6か月・12か月は一括払い)。
※年齢、地域、利用期間などで異なるとの情報もあり
・ティンダープラス
プラン | iOS | android | ブラウザ |
1か月 | 1,200円 | 2,200円 | 2,176円 |
6か月 | 7,187円 | 8,300円 | 8,161円 |
12か月 | 14,285円 | 11,000円 | 10,887円 |
・ティンダーゴールド
プラン | iOS | android | ブラウザ |
1か月 | 3,400円 | 3,300円 | 3,264円 |
6か月 | 12,600円 | 12,400円 | 12,296円 |
12か月 | 16,800円 | 16,500円 | 16,331円 |
・ティンダープラチナ
プラン | iOS | android | ブラウザ |
1か月 | 4,300円 | 4,200円 | 4,355円 |
6か月 | 15,800円 | 16,000円 | 16,331円 |
12か月 | 21,800円 | 21,300円 | 21,775円 |
一部の機能は単体で購入可能
先ほども紹介したように「スーパーライク」と「ブースト」は単体でも購入できます。
「有料会員になる前に、機能を試してみたい!」というあなたは、ぜひ検討してみてください(料金は全て税込)。
・スーパーライク
※androidは1日1回無料で送れるため、設定がありません
プラン | iOS | android | ブラウザ |
5回 | 980円 | なし | 764円 |
25回 | 3,675円 | なし | 2,950円 |
60回 | 7,500円 | なし | 5,900円 |
・ブースト
プラン | iOS | android | ブラウザ |
1回 | 730円 | 653円 | 546円 |
5回 | 3,060円 | 2,724円 | 2,458円 |
10回 | 4,900円 | 4,359円 | 3,933円 |
Tinderに登録してみてわかったこととは?
最後に、私が実際にTinderに登録してわかったこととは何かを紹介します。
少しでも参考になれば嬉しいです。
①:よくも悪くも軽い人が多い
1番最初に感じたことは「軽い人が多い」ことです。
当メディアでは「マッチングアプリでモテるプロフィール作り方」を多数紹介していますが、Tinderは例外と言えます。
中でも「プロフィール文」は、短くシンプルなほうがマッチしやすいです。
なぜなら、以下のように「相手のプロフィールも『軽い』ものが多い」から。
- フッ軽な人(フットワークが軽い人)と仲良くなりたいです
- 今週末〇〇で会える人いませんか?
- 〇日に△△へ出張行くので、一緒に飲める人募集
婚活アプリのような「ガチガチなプロフィール」だと『場違い感』が出てしまいますので、注意しましょう。
余談ですが、プロフィール画像も「他撮りで自然な笑顔の画像」より「自撮りで母性をくすぐる画像」のほうがウケが良かったです(笑)
②:既婚者・恋人持ちがゴロゴロいる
次に「既婚者や恋人持ちがゴロゴロいる」ことです。
- 人妻ですが、それでもよければ
- 既婚、子持ちだけど恋人欲しい
- 彼氏いるので恋愛はお断りですが、友達欲しいです
このようなプロフィール文の人が多くて驚きました。
過去にペアーズ(Pairs)でやばい女・やばい男の特徴と種類を紹介の記事で紹介ましたが、ペアーズできた彼女が私と付き合ったころから二股していた、という経験があります。
このとき、相手のプロフィールには「彼氏がいる」とはいっさい書かれていませんでした。
相手から通報されますし、運営側から「プロフィールを書き直してください」とお叱りが来ますからね。
しかし、Tinderはプロフィールに「既婚者」や「恋人持ち」と書いていても怒られません。
このことから「危険人物の見極めは、他のマッチングアプリより簡単」だと感じました。
私はトラブルを避けたいので「既婚者」や「恋人持ち」と書いている人にはライクしてませんが、もし「既婚者でもいいから会いたい」という人は、自己責任でお願いします。
③:男性は無料会員だと難しい
最後に「男性は無料会員だと難しい」ことです。
女性は男性からライクが届きやすいため、自分さえライクすればマッチできるでしょう。
しかし、女性は自分からライクを送ることがほとんどないので、マッチでないという悲しい現実。
私も1か月の活動で、相手からのライクが4人(しかも半数以上は旅先の栃木県)、マッチしたのが3人という結果に。
無料会員だと「根気よく続けないと出会えないアプリ」と言えるでしょう。
一方で、女性のプロフィールに、以下のような好みが書かれていることが多かったです。
- 高身長で塩顔
- 体育会系のマッチョ
- 犬顔男子
このように「女性の好みにドストライクな男性」だとマッチしやすいかもしれませんね。
まとめ:Tinderとは「カオスなマッチングアプリ」
この記事では、Tinderとはどんなアプリなのかについて徹底解説しました。
今回、Tinderに登録した感想を一言でまとめると「カオスなマッチングアプリ」。
- 気軽に飲みに行ける関係
- 寂しさを抱えた既婚者
- 真面目に恋人を探している人
このように、Tinderは他社のマッチングアプリ以上に、様々な目的の人が入り乱れてますからね。
逆手に取ると、見極めが簡単なので「後から危険人物と分かって、つらい思いをせずに済む」ともいえます。
一方で、見た目に自信がないと、無料会員では厳しい戦いが強いられることが多いです(特に男性陣)。
まずは無料で活動してみて、マッチしなければ有料会員や「スーパーライク」「ブースト」への課金も考えましょう。
この記事が、Tinderが気になるあなたにとって、参考になれば幸いです。